安全・安心、快適性・利便性や環境・効率の向上を目指して、端末どうしが直接通信するアドホックネットワーク技術や電波資源の有効利用をはかるコグニティブ無線技術などを応用した新世代無線通信システムの研究開発を進めています。
クルマや歩行者がコミュニケーションして事故を防ぎます
交通事故などのクルマ社会の問題を解決するため、クルマや歩行者がお互いの位置や速度などの情報を頻繁に通知し合い、建物などの陰から接近するクルマや歩行者の存在をカーナビの画面や音声などでドライバに知らせることにより、安全運転を支援するITS(Intelligent Transport System)車車間通信・歩車間通信システムの研究開発を行っています。
高レスポンスで高品質な無線通信を実現します
クルマに搭載された無線機器や歩行者が持つ携帯電話等が頻繁に位置、速度や方向などの情報を交換する場合、従来の無線技術では、車両や人が混み合ってくると情報が届かなかったり、また、大幅に遅れたりします。このため、混雑時でも高信頼で低遅延な通信を可能とする無線技術や、危険度の高い歩行者の情報を確実に周囲の車両に伝える技術を開発しています。
多数の人や機械がつながる無線ネットワークを快適にします
インターネットの技術(IP技術)を使った電話機、ビデオカメラやセンサなどの多くの機器が基地局を介さずに無線でつながるアドホックネットワークやメッシュネットワークの通信を快適でスムーズにするための技術を開発しています。
信号の混雑を軽減して信頼性を高めます
災害現場等のような多くの機器がつながる無線ネットワークで、一度に流れる通信の量が増えて信号が混雑しても、混んでいるルートを迂回したり、飛び交うパケットどうしを結合・合成して効率化することにより、通信を途切れにくくスムーズにします。また、省電力化するために、これまで “つけっぱなし”になっていた通信機器を、必要なときだけ起動して利用できるようにします。
電波の有効利用を図ります
電波資源を有効に利用し、通信の信頼性を向上させるため、電波の空き具合や品質などの状況に応じて、複数の異なる無線方式を適切に切り替え・組み合わせるコグニティブ無線技術の開発を行っています。
安定したインターネットアクセスサービスを提供します
電波の強さ、混み具合、通信速度、再送頻度や遅延時間などの電波の状態を監視し、個人の意思で自宅やオフィスに設置した無線LANのアクセスポイントを互いに共有できる自営網と、WiMAX等の公衆網の双方を有効かつ効率的に利用することにより、従来よりも、高速で安定したサービスを実現します。





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